総合病院近くの物件を経営するメリット・デメリット【大家目線】

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大家

総合病院の近くにマンションやアパートなどを経営すると、どんなメリット・デメリットがあるでしょうか?

これはたまたまでしかないのですが、新築したマンション近くには総合病院があり、その影響をまさに感じています。

そこで、総合病院近くの物件を経営するメリット・デメリットを紹介します。

総合病院近くの物件を経営するメリット

総合病院近くの物件を経営するとどのようなメリットがあるのでしょうか?

まずはメリットから確認してみましょう。

総合病院勤務者が入居する

総合病院の近くの物件には総合病院勤務者が入居します。

少しはあるかなと思っていましたが想像以上でしたね。

入居者のうち3割くらいは総合病院勤務者となっています。

夜勤などもあるようなので、歩いて帰ったり行けたりするような物件を探すのでしょう。

大家としては嬉しい誤算でした。

長期的に住んでくれる

総合病院勤務者は長期的に住んでくれることが多いですね。

病院内での異動はあっても、遠い場所への転勤はあまりないようです。

だから、住む場所を変えはしないんですね。

また、普通に住んでいる方も総合病院が近いことは単純に便利ですよね。

何もないところよりは近くに総合病院がある方が長期的に住んでくれる可能性が高くなるといってもよいのではないでしょうか。

トラブルが少ない

総合病院で勤務している看護師さんなどは、ある意味接客をしている方たちです。

絶対というわけではないと思いますが、一般常識があり人柄がよい方が多い印象です。

挨拶も率先して行ってくれますし、普通の会話にものってきてくれます。

ある程度の経済力もありますから、賃料の支払いについても安心感があります。

経済力や職業は人柄にも影響はあるのでしょう。

入居率が上がる

賃貸の募集をかけてから、あっという間に埋まりました。

今のところ空室ゼロで経営できています。

23区・新築・Wi-fiありなど好条件はいくつもありますが、総合病院近くであることも入居率に関わっているといえそうです。

同タイミング申し込みが入り、選別することもありました。

その際も総合病院勤務者を優先しましたが、安定感や安心感があります。

総合病院近くの物件を経営するデメリット

総合病院近くの物件を経営することにデメリットはあるのでしょうか?

実際にはデメリットもありますので確認してみましょう。

不規則な出入りがある

総合病院勤務者は夜勤がある方も多いようですね。

明け方帰ってきて、日中寝ている方も多いようです。

共用部を掃除するときなどは少し気を使いますね。

掃除機の音がうるさいかなと気になってしまうこともしばしばです。

大家側が気を使う必要があるのはデメリットかもしれません。

退職すると退去する

病院を退職すると退去する人も多そうですね。

転勤などの異動は少ないといえますが、その分大変な仕事なので退職することはありそうです。

退職してもそのまま住み続けることも当然あるでしょうが、近くには元同僚がたくさんいますから、退去するケースも増えるでしょう。

これはどんな会社でも同じですが、住居と職場の関係は大きいといえそうです。

依存すると危険

総合病院勤務者が多いからといって、依存していると危険であるといえそうです。

駅とは違い、総合病院もいつなくなるとも限りません。

総合病院がなくなっても大丈夫であるように、維持管理はしっかりとしていきたいところです。

また、総合病院が近くにあるからとわざわざ物件を購入するのも危険です。

学校やデパートなどもそうですね。

大きな施設の近くであるメリットをベースに物件購入すると、亡くなったときの影響が大きくなるので気をつけましょう。

総合病院近くの物件を経営するメリット・デメリット【大家目線】まとめ

総合病院近くの物件を経営してみると、メリットが多いことに気が付きました。

総合病院近くのメリット
  • 総合病院勤務者が入居する
  • 長期的に住んでくれる
  • トラブルが少ない
  • 入居率が上がる

引継いできた土地なのでたまたまではありましたが、総合病院が近いことで空室ゼロで経営できています。

自分たちも何かあったときに通えるのも便利ですしね。

依存してはいけませんが、恩恵はありがたく受けとって経営していくのがよさそうです。

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