- 大家さんがいる賃貸物件ってどう?
- 大家さんがいる物件って何か嫌だな
- 大家さんがいる物件にはどんなメリット・デメリットがある?
大家さんが1階や最上階に住んでいる賃貸物件が割安、でも何かデメリットがありそうで迷っている方も少なくありませんよね。
大家さんがいる物件に住むのにどんなメリット・デメリットがあるのか気になるはずです。
そこで、大家さんがいる物件のメリット・デメリットを紹介します。
大家さん目線でもメリット・デメリットを考えてみましょう。
大家さんがいる物件のメリット
大家さんがいる物件のメリットから確認してみましょう。
詳しくメリットを解説します。
綺麗な物件が多い
大家さんがいる物件は綺麗な物件が多いのが特徴です。
管理人を配置しているような物件は共用部の掃除などを管理人が行いますが、その分管理費が割高になります。
大家さんがいれば管理人を雇う必要がなく、共用部の掃除などは大家さんが行ってくれる場合が多いのです。
借りている人がなるべく気持ちよく生活できるようにという配慮や、自分自身の住む家ですから綺麗にしておきたい気持ちから掃除をしてくれています。
電気が切れていてもすぐに取り換えてくれます!
共用部分が綺麗である可能性が高いことは大家さんがいる物件のメリットといえるでしょう。
相場的に安い物件が多い
大家さんが住んでいる物件は管理人さんを置く必要がなく、管理費が安い物件が多いのがメリットです。
大家さん自身も生活しているので、家賃も相場的に安めに設定していることも少なくありません。
管理費・敷金・礼金・更新料などもチェックしてみましょう。
同じようなスペックでもトータルでかかる費用が安いほうがうれしいですよね。
大家さんがいる物件のほうがコスパがいいことが多いですよ。
仲良くなると融通がききやすい
大家さんと仲良くなると融通がききやすいのも大家さんがいる物件のメリットですね。
挨拶をしたり、軽く世間話をしたりするだけでも関係性は構築できます。
顏がわかっている人の軽いお願いはきいてあげようという気になるものです。
インターネットを通したり、壁に穴をあけたりということは管理会社を通して行う必要があります。
管理会社を通していくと時間もかかり面倒なことも多いものですが、大家さんに相談できれば結論も早いし融通も聞きやすいのです。
自転車を複数台止めさせてもらった・壁紙を変えさせてもらったなど、直接相談すればOKしてくれる大家さんもいるのはメリットといえるでしょう。
大家さんがいる物件のデメリット
大家さんがいる物件にはデメリットもあります。
デメリットも確認していきましょう!
干渉される大家さんだとキツイ
大家さんもすべてよい大家さんというわけではありません。
悪気はなくても干渉と感じてしまうような言動をするような大家さんもいるかもしれません。
昨日は帰ってこなかったみたいだけど何をしてたの?
プライバシーに関することで何か聞かれるのは嫌ですよね。
ゴミや共用部の使い方について、直接注意されることもあるかもしれません。
管理会社を通している場合もマナー違反は注意されますが、直接注意するような大家さんだとキツイ可能性があります。
挨拶が面倒
周りの人と極力関わりたくないという人は、大家さんがいる物件だと煩わしく感じるかもしれません。
最低限会えば挨拶くらいはする必要があります。
大家さんが住んでいるわけですから、会う機会も必然的に多くなるはずです。
しかし、大家さん以外にも居住している人とは軽くでも挨拶することになります。
「おはようございます」「こんばんは」程度の挨拶は、どこに住んでも必要になりますので割り切れるといいですね。
大家さんとトラブルになると面倒
大家さんとトラブルになってしまった場合には、近くにいる関係のため問題解決が難しくなってしまうことがあります。
「大家さんと会いたくない」というところまで関係が悪化してしまうと、引っ越すしか解決できなくなることもあります。
これは近隣問題でもあり得ることですから、一概に大家さんがいる物件だけの問題ではありません。
それでも近隣よりも大家さんのほうが関わりが多くなる可能性がありますので、相性の悪い大家さんがいるとデメリットとなる可能性もありますね。
大家さんからみる賃貸併用住宅のメリット
大家さん側から見ても賃貸併用住宅にするのはメリットとデメリットがあります。
大家さんの立場でメリットを紹介します。
大きい家賃収入
土地があるのならば賃貸用併用住宅は家賃収入が期待できます。
- 一戸建てには広すぎる
- 相続税対策を検討したい
- 不動産収入を得たい
不動産収入は空き室・ローン返済などのリスクはあるものの、家賃収入は不労所得の代表格として安定的な収入が見込めます。
土地があって建替えを検討する場合には、住居部分を確保しつつ賃貸できれば老後の不安も軽減します。
住むだけには広いような土地を保有している場合には、賃貸併用住宅を検討するのは王道といえるでしょう。
支出を抑えられる
住宅ローンとして使えれば金利も安く済みますし、自分の住居として住みながら家賃でローン返済できるのはメリットといえますね。
空いている土地にマンションだけ建てて、自分は別の場所に住むのでは支出も大きくなります。
広いマイホームを建てれば負債だけが残ることになります。
マイホームと賃貸収入の2つを叶えるのが賃貸併用住宅のメリットです。
老後の住む場所・収入に対する不安が解消されますね。
コミュニケーションが楽しい
居住者と挨拶や会話を楽しめる大家さんなら、コミュニケーションが楽しめます。
挨拶をすることは気持ちのよいことです。
挨拶は社会との接点となり、寂しい老後を紛らわせてくれるかもしれません。
カラテカの矢部さんの本(大家さんと僕)の例もありますから、仲のよい居住者が住んでくれるといいですね。
大家さんからみる賃貸併用住宅のデメリット
家賃収入の大きすぎるメリットはあるものの、大家さんとしても賃貸併用住宅のデメリットはあります。
大家さんの立場でデメリットも考えてみましょう。
建物管理の手間はある
管理会社を入れていても、最低限の建物管理は大家さんに委ねられます。
自分で管理するとなると更に大きな負担があります。
共用部分の掃除・メンテンナンス・入退去時の手続きメンテナンスなど、大家さんがそこに住んでいるからこそ増える手間もあることを理解しておくことが必要ですね。
居住者との人間関係の悩み
賃貸併用住宅は居住者との相性が悪いと悩む場面も出てくるかもしれません。
ルール違反をする人やマナーの悪い人で注意したくなることもあるでしょう。
また、注意しても直してくれない人もいます。
部屋数が多くなればなるほど、人間関係に関する悩みが起こる可能性もあります。
騒音などのトラブル
騒音などのトラブルもまたつきものです。
居住者同士の騒音トラブルだけでなく、自分自身も他の居住者の騒音に悩まされるかもしれません。
これまで一軒家で暮らしてきた方は、居住者の少しの生活音ですら気になってしまうこともあります。
壁を隔てた先ではほかの人がいると思うと、ちょっと嫌な気がする大家さんもいるでしょう。
大家さんがいる物件のメリット・デメリットまとめ
大家さんがいる物件にはメリットもデメリットもあります。
割安で綺麗な物件が多い反面、干渉してくるような大家さんだったら嫌ですよね。
気になる方は借りる前に、不動産屋さんから大家さんについての情報を確認してみましょう。
退去理由などからわかることもあるかもしれません。
隣人などの問題と同様、どんな物件に住んでも最初は不安はあるものですが、大家さんと居住者が気持ちよく生活できる物件が見つかるといいですね。
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