大家さん必見!賃料はいくらにすればいい?適正な家賃の決め方とは?

このサイトの記事内ではアフィリエイト広告(Amazonアソシエイト含む)などの広告を掲載している場合があります。消費者庁が問題としている「誇大な宣伝や表現」とならないよう配慮し、コンテンツを作成しておりますのでご安心ください。

大家

新築アパートやマンションを建てる際、賃料(家賃)をいくらに設定すればよいでしょうか?

管理会社などから持ち掛けられる提案に対して、最終決定をしなければならないのは大家さんです。

正しい知識や情報がなければ、適正な賃料を決められません。

そこで、大家さんのために賃料設定をどういうプロセスで決めればよいのかを解説します。

空き室を作らず、最大限の収益を生み出せるような賃料を検討してみましょう!

適正な賃料(家賃)の決め方とは?

大家さんは適正な賃料をどのように設定したらよいでしょうか?

すべて管理会社任せでは失敗する可能性もあります。

決定することも大家さんの大事な仕事ですので、適正な賃料の決め方について考えてみましょう。

賃料の周辺相場を調べる

まず大事なことは賃料の周辺相場を調べることです。

SUUMOやアットホームなどで、近隣で同等の家賃を相場を調べてみましょう。

周辺相場の調べ方
  • 立地・最寄り駅
  • 賃料
  • 間取り
  • 構造・築年数など

賃貸アパートやマンションを探すときに、まずは立地・賃料・間取りなどから選択肢を絞り込んでいきます。

同等スペックのマンションやアパートが競合となりますので、周辺相場を賃料設定の材料にしましょう。

周辺相場に対して高すぎるとやっぱり厳しい!

同等スペックとの差別化

同等スペックの競合マンションなどに対して、どんな差別化できるポイントがあるでしょうか?

差別化のポイント
  • 築浅
  • 無料Wi-Fi
  • オートロック
  • ペット可
  • 追い炊き機能

差別化できるポイントがあれば、広告でアピールするといいですね。

同じ家賃であっても、設備や機能面で入居者のニーズにこたえることができていれば、成約しやすくなるはずです。

差別化できるポイントがあれば、周辺相場に対して有利になります。

敷金・礼金も含めて考える

敷金は退去時の修繕などに充てるためにキープしておきたいところですが、礼金を0か月としている物件が増えてきています。

これは初期費用を減らす意味合いもあり、近年人気物件の条件となっています。

礼金を0ヶ月にしても、その分賃料に上乗せすれば同等の収益を得ることができます。

例えば70,000円の家賃で礼金1ヶ月の場合、初期費用は70,000円高くなります。

しかし、更新2年として70,000円を24ヶ月で割ると1ヶ月の賃料は2,916円です。

2,916円分を家賃に上乗せできれば、ほぼ同額で貸し出すことができます。

初期費用となる敷金・礼金を含めて家賃設定を考えるようにしましょう。

募集のタイミングも大事!

転勤や異動などがある3月・9月に入居できる物件は埋まりやすくなる傾向にあります。

広告の時期も3月入居を見越して、1月頃に募集をかけると成約しやすくなるでしょう。

逆にタイミングを逃すとなかなか入居者が決まらない可能性もあります。

人気の時期によっては相場より高い金額でも成約します。

募集のタイミングによっては家賃に反映することができるので、調整できるのであれば調整するのがおすすめですよ。

賃料を安く見せるコツ

入居者がもっとも気にする家賃ですが、安く見せるコツも存在します。

賃料を割安に見せることで客付けしやすくなりますので、家賃設定の参考にしてみてください。

家賃検索にかかる賃料設定

SUUMOやアットホームなどで、検索するときにはチェックボックスにチェックしていきます。

賃料については5,000円単位で上限額から設定することが多いんですね。

予算ありきですから、この5,000円の差はかなり大きいのです。

80,000円以下で検索したときに、81,000円の賃料では検索にかかりません。

この上限額○万円以下のラインにうまく乗せつつ、割安に見える賃料設定を考えてみましょう。

管理費・共益費をうまく使う

賃料とは別に管理費・共益費といった項目で総額を設定するのもおすすめです。

賃料72,000円、共益費3,000円=総額75,000円と賃料75,000円。

総額は同じですが、一見賃料72,000円のほうが安く見えますよね。

管理費・共益費を別項目として安く見せることで、募集広告で目を引くことができるはずです。

入居者の多くは総額で比較をしますが、目に留まるような募集広告にできるかどうかも家賃設定のポイントとなります。

無料Wi-Fiなどの特典をアピール

同価格帯の競合マンションに対して、差別化できるポイントがあればアピールしましょう。

無料Wi-Fi、オートロック、追い炊き機能、バストイレ別など、同条件のエリアでも差別化できるポイントを作りたいですね。

同エリア・同価格帯・同間取り帯で入居者は比較をしています。

特典としてアピールできるマンションはとても強いので、何かひとつでもアピールできるポイントをつくっておきたいですね。

空室を作らないことこそが、大家さんにとって最も大事なことですからね。

【大家さん必見】賃料はいくらにすればいい?まとめ

大家さんの立場で、空室を作らず入居者が入る最大価格の賃料について紹介しました。

適正な賃料の決め方
  • 賃料の周辺相場を調べる
  • 同等スペックとの差別化
  • 敷金・礼金も含めて考える
  • 募集のタイミングも大事!

これらのポイントを押さえて、適正な賃料を導き出しましょう。

空室を作らないことこそが、大家さんとして成功するために最も大切です。

高すぎない、安すぎない家賃はいくらなのか、周辺相場をよく調べて判断してみてくださいね。

コメント