地主の息子はクズ?仕事をしない無職じゃなければ大変である事実!

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大家

何を隠そう僕は地主の息子です。

東京23区のなかなかの一等地に実家があり、祖父の代から自営業をしていました。

しかし、「地主の息子」と検索してみると「地主の息子 クズ」「地主の息子 無職」とサジェストされて、なかなか地主の息子にはマイナスな印象があるのだろうと感じました。

しかし、実際のところ仕事をしない無職の地主の息子でもなければ、普通に働いてますし地主の息子もかなり大変です。

そこで、地主の息子がクズと思われている理由と地主の息子の大変さについて解説します。

地主の息子だって結構大変なんだよ!

地主の息子さんにも読んで欲しい!

地主の息子がクズと思われる理由

地主の息子」といっても、仕事もしないで性格も悪いようなクズといわれるような人もいれば、人格者で仕事をがんばっている人もいます。

しかし、地主の息子がマイナスイメージを持たれているのも事実です。

そこで、地主の息子がクズだと思われる理由について考えてみましょう。

生まれつき裕福でズルい

地主の息子は生まれついて裕福であることが多いですね。

地主の息子であるということは土地や建物を持っているということですが、自分の力で手に入れたわけではありません。

それは父親や祖父が頑張って築いてきた財産であり、自分が頑張ったわけではありません。

生まれつきの貧富の差はこの世界に確実にあって、そこに不公平感を抱く気持ちが生まれます。

「ズルい」という気持ちから妬みや嫉みにつながることがあるでしょう。

日本で生まれただけで感謝

不動産収入だけで生活できると荒む人も

不動産収入だけで生活していると荒む人がいるのも事実です。

仕事という仕事をしなくても生活できる状態は羨ましいかもしれませんが、健全な状態ではありません。

仕事をしていないので無職、それなのにお金は入ってくる。

目標なく怠惰な生活を送ると働く意義を失い、がんばることができなくなってしまいます。

目標を持って生きたい!

偉そうにしている地主の息子のイメージ

地主の息子についてのクズイメージは、マンガやドラマの影響もありそうですね。

スネ夫くんのようなイメージでお金があるから、何でも好きなものが買ってもらえる。

子供のころからお金持ちだと偉そうに見えるかもしれません。

実際にお金があるというだけで偉ぶる人もいますから、一部の悪いイメージが地主の息子というだけで残っているのでしょう。

偉そうな金持ちがいることは否めない!

地主の息子も結構大変

地主の息子は一生安泰でズルいと思う人も多いかもしれません。

しかし、実際には地主の息子も結構大変です。

地主の息子の悩みについても考えてみましょう。

相続がうまく乗り切れるか

地主の息子であるということは、今現在その土地や建物といった不動産の所有権は自分にはありません。

多くの場合不動産に関する権利を持つのは父親となるでしょうが、の土地を相続するときには相続税がかかります。

相続も母親に権利が1/2ありますし、兄弟がいれば分配する必要もありますので、地主の息子だからといって所有権すべてを継承できるとも限りません。

土地や建物は簡単に分配することも難しいので、揉めた場合には売却して現金化しないといけないかもしれません。

相続をうまく乗り切って、不動産の所有権を得られるかどうかは地主の息子の大きな課題といえるでしょう。

相続で家庭崩壊だってあり得る!

不動産知識が必要

不動産を生きるも殺すも地主の専門知識次第です。

豪邸があったところで、その不動産が何も収入を生んでいなければその不動産は負債です。

ろくに不動産について勉強もせずに銀行や不動産会社に任せていたら、不動産で得をすることなどできません。

地主の息子は不動産知識が必要であり、不動産は本当に奥が深いです。

学ぼうという意欲のない地主の息子は、不動産を引継いだとしても衰退させていくことになるでしょう。

学ばないバカには不動産運営は無理!

働かなきゃ生活はできない

地主の息子といっても、不動産の所有権がない限り自身には一銭も入ってきません。

将来相続できる確約があったとしても、働かなければ生活はできません。

そして、本当に相続するときは自分自身も高齢者となっている可能性もあります。

子どもがいて本当にお金が必要なときは、結局自分の力で生きていかないといけないのです。

地主の息子だからといって、自分自身が裕福なままでいられるわけではないんですね。

地主の息子は普通に働いてます

地主の息子が学ぶべきこと

地主の息子だからこそ学ぶ必要があることがあります。

地主の息子は何を学ぶべきか考えてみましょう。

不動産について

地主の息子は不動産についての理解が必要です。

父親が急に寝たきりになってしまったとしたら、不動産管理なども急に引き継ぐことになるかもしれません。

  • 不動産管理会社とのやりとり
  • 空室を減らす工夫
  • 借入と返済
  • 老朽化した設備の交換
  • 入居者トラブル
  • 入居者の選別

アパートマンション経営も簡単ではありません。

不動産についての本を読んだり、実際に不動産管理を行いながら早い段階から学んでおきたいですね。

不動産に関する本はたくさん読もう!

相続・節税について

地主の息子は相続や節税についても学ぶ必要があります。

いつ地主である父親がなくなるとも限りません。

税理士に任せられるのは処理だけで、どう分配すればよいかは正しい知識を持って家族で話し合わなければなりません。

特に土地や建物は分配するのが難しいので、地主の家族ほど争うことにもなりがちです。

相続・節税対策は家族が健在なうちに行っておかないとできない対策もあります。

地主の息子であるからこそ、早い段階から相続・節税対策について学んでおきましょう。

相続本は必ず読むべし!

お金について

不動産を引継ぐことができるということは、最大の不労所得である資産を得ることができるということです。

引継いだ不動産を活かすも殺すも地主の息子次第です。

お金についての知識も身に着けておきたいですね。

資産」と「負債」の違いについては非常に大事なので、「金持ち父さん貧乏父さん」を読んでおきましょう。

金持ち父さん貧乏父さんを読むことがスタートライン!

まとめ:地主の息子も結構大変!

結論:地主の息子だからといってクズではありません。

不動産・相続・お金について、地主の息子だからこそ勉強しないといけませんし、勉強しない地主の息子は普通の人以上に痛い目にあう可能性もあります。

しかし、地主の息子が大きな特権を持っていることは間違いありません。

引継げる不動産を活かすも殺すも地主の息子次第です。

たくさん勉強をして、豊かな生活を得られるようにがんばりましょう!

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