FIREを目指すなんてやめとけ!FIREを目的にしてはいけない理由7選

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投資

FIRE=「Financial Independence, Retire Early」の頭文字で、「早期経済的リタイア」を意味する言葉です。

わかりやすいFIREのラインでいうと、1億円の元金をベースに4%(毎年400万)の配当を得て、仕事をしないでも生活できることを目指すものです。

しかし、この形での「FIREを目指すなんてやめとけ!」と声を大にしていいたいと思いいます。

FIREを目指して生活することには大きな落とし穴もあるのです。

そこで、FIREを目的にしてはいけない理由を7つ紹介しますので、FIREを目指す生き方について改めて考えてみましょう。

FIREを目指すなんてやめとけ!FIREを目的にしてはいけない理由7選

FIREを目指すなんてやめとけ!

大事なことなので最初にいいました。

ただFIREの状態を否定するものではなく、『FIREを目的地にして無理をすること』を明確に否定したい考えです。

個人的にはコーストFIREがおすすめです。

⇩コーストFIREに関する記事

FIREを目的にしてはいけない理由を考えてみましょう!

①今を疎かにしないほうがいい

FIREを目指すということは、生半可な決意では達成できません。

覚悟を決めるのは素晴らしいことですが、投資資金や貯蓄を優先するあまり節約をがんばりすぎてしまう人がたくさんいます。

食費や光熱費などの節約だけではなく、経験や自己投資にまで使うお金をケチって、今を疎かにしてしまっては元も子もありません。

事故や病気が起こる可能性もないとはいえません。

最も大切なのはいつだって「今」です。

FIREを目指すにしても、今を大事にしながら進めましょう。

②想像以上にハードルは高い

FIREは想像以上にハードルが高い戦いです。

1億円の貯蓄を20年で目指す場合、年利5%月20万の運用をしても足りません。

月20万の貯蓄ってそもそも無理ゲー。

資産運用・節約・副業など、いろんなものを駆使しても、達成するにはかなり大変です。

地主のように資産がなければかなりハードルは高いといえるでしょう。

甘く考えているとFIREを達成するのは難しいのです。

③安定性があるわけじゃない

仮に節約や投資などをしまくって、1億円を貯めて4%ルールでFIREしたとしましょう。

1億円の4%を切り崩していっても年間400万程度は使っても減らないというものですが、投資の世界に絶対はありません。

損失が出ることもありますし、浪費額が多ければ資産は減っていきます。

資産が目減りしだすとお金を使うことに罪悪感がうまれ、お金を使いにくくなってしまいます。

完全に仕事をやめて運用だけで生きていくのは安定性があるとはいえませんし、貯蓄が減るということは健全ではないのです。

④お金は紙やデータでしかない

FIREして年間400万を確保できたとしても、お金は紙やデータでしかありません。

お金は経験に充てたり、何かを達成するための手段として使うべきものはないでしょうか

石田ゆり子さんが「アナザースカイ」で語っていたお金に関する名言があります。

お金って紙だから 紙がいっぱい残っているか経験があるか 経験に換えていきたい

めちゃくちゃいい言葉ですね。

生活費となる費用は確保できるかもしれませんが、ただ生きるだけでは幸福感を得ることは難しいのではないでしょうか。

⑤孤独になる

老後資産がなく、年金だけで生活する人が貯蓄が減る生活になると陥りやすいのですが、人と会うことやお金を使うことがしにくくなってしまいます。

FIREも同様に貯蓄が目減りしていくと人と会うことが減ってくるでしょう。

そして、仕事上の付き合いやコミュニケーションもなくなります。

仕事をやめてしまうと人との関わりが大きく減ってしまうのです。

退職したお父さんが抜け殻のようになってしまうことも少なくありません。

FIREしたものの孤独になってしまうのは悲しいものですよ。

ウサギは孤独になると死んじゃうんだよ。

⑥チャレンジこそ人生

FIREして好きなゲームをしているだけで満足!といっても、その生活はいつまで続けられるでしょうか。

仕事をやめてダラダラ過ごしていると、周りのがんばっている人のことが羨ましく見えてくるはずです。

チャレンジすることをやめてしまうと、チャレンジしている人のことがまぶしく見えてくるんですね。

FIREできるだけの資産があっても、チャレンジし続けている人はたくさんいます。

チャレンジしてこそ人生

FIREができる状態であっても、さらに大きなことをするための手段としてお金を使ったほうが人生は楽しいかもしれません。

⑦働くことは誰かの役に立っているということ

「働く」ということは「誰かの役に立っている」ともいうことができます。

どんな仕事もそうですね。

誰かの役に立っているから報酬を得ることができるんです。

自分の行動が「誰かの役に立っている」ってすごくうれしいことだと思いませんか?

FIREできる資産を作っても、仕事をやめなくてもいいんです。

FIREしたうえでも働き続けたほうが人生の幸福感は大きいのではないでしょうか。

キンコン西野さんとかホリエモンとか楽しそう!

⇩お金に関するおすすめ本

FIREを目指すなんてやめとけ!FIREを目的にしてはいけない理由7選まとめ

FIREを目指すなんてやめとけ!

改めていいました!

FIREを目的にしてはいけない理由7選
  • ①今を疎かにしないほうがいい
  • ②想像以上にハードルは高い
  • ③安定性があるわけじゃない
  • ④お金は紙やデータでしかない
  • ⑤孤独になる
  • ⑥チャレンジこそ人生
  • ⑦働くことは誰かの役に立っているということ

FIRE達成できる人は本当にすごいですが、仕事をやめたいからFIREを目的地にすることや、FIREをして仕事辞めることは考えものです。

がんばることは素晴らしいことですが、FIREとの向き合い方を考えてみるのもよいかもしれませんね。

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