書籍「不動産2.0」長谷川高著を読んでみました。
タイトルと副題「マーケットの常識をアップデートせよ」に惹かれてのタイトル読みです。
サラリーマン大家の僕がどのように感じたか、忖度ナシで実際に読んでみた感想をレビューします!
【不動産2.0】長谷川高著の概要
不動産2.0はどのような書籍なのでしょうか?
概要から紹介します。
紹介文
Amazonの紹介文を抜粋して紹介します。
人口減少、供給過剰、信用収縮、IT、SDGs…
大転換期を迎えるマーケット
古いパラダイムでは、もはや生き残れない!
いまこそ不動産常識をアップデートする
これからの時代を勝ち抜くために、
本当に知っておくべき「新しい」不動産教養
日本の不動産に未来はあるか
不動産・投資・金融関係者、企業経営者 必読
<特別インタビュー掲載>
OYO LIFECEO勝瀬博則
株式会社ツクルバ代表取締役CCO中村真広
いちご株式会社代表執行役社長長谷川拓磨
不動産2.0は2019年出版の書籍です。
アベノミクスによる株価の上昇を続ける日本ですが、今後の不動産はどうなっていくのかを考え去られる内容となっています。
日本どうなっていくんだ?
不動産2.0の見出し
不動産2.0の見出しを紹介します。
見出しからでもどのような内容が書かれていくか想像できますよね。
日本の危機と企業経営が大枠となっています。
不動産2.0の評判
僕が紹介する2024年2月時点でのAmazonレビューは16件で3.1となっています。
正直あまり高いとはいえませんね。
インターネット上の評判を紹介します。
よい評判
地方を含めた不動産全体のいまを俯瞰し、
不動産リテラシーを高めるのに良書
日本の不動産というものをミクロではなくマクロで知ることができた
日本の現状や危機感をわかりやすく解説しているという評価がありました。
イマイチな評判
目次で予測できる程度の内容だった
もう少し踏み込んだ内容だと思った
イマイチな評判には個人の不動産投資の参考になるような内容ではなかったいう意見がありましたね。
【不動産2.0】長谷川高著を読んだ感想レビュー!
ここからは、不動産2.0を実際に読んだ僕の個人的な感想をレビューします。
あくまでも個人的な意見として参考にしてもらえれば幸いです。
忖度ナシの個人的意見!
日本の現状と未来予測が暗すぎる
非常に日本の現状や未来予測が暗い内容となっています。
サブプライムローンによるリーマンショックのときと今の日本を比較したり、売りたくても売れないとちがあったりするなど、暗い日本の現状をこれでもかと突いてきます。
確かに少子高齢化による日本人の減少と、それでも続く建築ラッシュを考えると供給過剰になる未来も予測できます。
ただ、危機感を煽りすぎている気がしました。
地方部は厳しい・都心部は高すぎるといわれ続けると、ちょっと暗い気持ちになってしまいます。
そんなことはわかっているよ。
答えやノウハウがない
こういった不動産本に期待するのは、実践的なノウハウや経験からくる答えです。
しかし、答えやノウハウといった具体策はあまり語られていません。
AI×不動産、民泊経営などの例はありましたが、サラリーマン大家などの個人不動産投資家さんには近い内容ではありませんでした。
ターゲットは法人や企業なのでしょうか。
欲しい情報は人口減少が続く日本で、「どうやったら不動産投資で負けないでいられるか」です。
じゃぁどうしたらいいの?
正直な感想
あくまでも個人的な評価ですが、星で評価するとしたら★★☆☆☆といったところでしょうか。
サラリーマン大家や個人不動産投資家が知りたいのは、人口減少や供給過多が予測される日本においても勝てる不動産投資です。
実戦的な内容を期待する方にはあまりおすすめできません。
逆に日本の不動産に関する現状や未来予測をしたい方にはおすすめです。
目的に合う方は読んでみて下さい!
【不動産2.0】長谷川高著を読んだ感想レビュー・評判まとめ!
長谷川高さんの著書「不動産2.0」を読んでみました。
終始、不動産投資の危機感を煽られるので、甘い気持ちで不動産投資はしないほうがいいなと考えさせれられる内容でした。
ただし。不動産に関する日本の現状や未来予測は的確ですので、この辺の情報を知りたい方にはおすすめです。
気になった方はぜひ手に取ってみてください!
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