「不労所得」と検索するとサジェストで「不労所得 クズ」「不労所得 ずるい」と不穏なキーワードが出てきます。
それだけ不労所得に対して悪いイメージを持っている人が多いのかもしれません。
しかし、なぜ不労所得のイメージがこれほど悪いのでしょうか?
不労所得が「クズ」「ずるい」と思われる理由について考えてみましょう。
不労所得を得ている人が「クズ」「ずるい」といわれる理由5選!
不労所得を得ている人が「クズ」「ずるい」と思われるのはなぜでしょうか?
実際には不労所得を得ている人がクズでずるいわけでもありません。
しかし、そう思っている人が多いのでしょう。
不労所得を得ている人が「クズ」「ずるい」といわれる理由について考えてみましょう。
①地主など生まれもった資産がずるい
地主など生まれもった不動産などによる資産で、不労所得を得ている人に対してずるいと考える人は多いでしょう。
地主の息子にいたってはがんばったのは親であり祖父であり、息子ががんばったわけではないからです。
生まれた家庭や環境で差がついてしまうのはフェアではない。
そう考える気持ちは誰しもあるでしょう。
貧しい家庭に生まれてくれば貧しく生きなければならないのか。
不労所得を得ている人が生まれもった差に見えてしまうと「ずるい」と感じてしまうのかもしれません。
②何もしないでお金をもらってずるい
不労所得は働かなくてもお金が入ってきます。
不労所得=労働せずに得られる所得ですからね。
ぼくたちは一生懸命働いて収入を得ているのに、何もしないでなんてずるいと思ってしまうのしょう。
不労所得を得ている人が何もしていない人というわけではないんですけどね。
何もしていないでお金をもらっているようにみるとずるいいと感じてしまいます。
③お金を持っている人への嫉妬
お金を持っている人に対する嫉妬の気持ちが、不労所得を得ている人を「クズ」「ずるい」と感じてしまうのでしょう。
大抵の場合、不労所得を得ている人に対し快く思わない人はお金がない人たちです。
嫉妬・妬み・不公平・恨み・つらみ。
誰しもこれらの気持ちはあるはずです。
特に自分が得ることが難しいお金に対する嫉妬は大きくなりがちです。
不労所得は嫉妬の対象となってしまうのかもしれません。
④真面目に働け!
真面目に一生懸命働いている人からすると、不労所得で何もしていない人を見れば不愉快な気持ちになるのかもしれませんね。
「楽していないで真面目に働け」「不労所得で楽してんじゃねー」と思うのも無理はありません。
お金を得ること=労働することと考えているとなおさらです。
お金を得ることと労働することはイコールではないんですけどね。
収入を得る方法は給料だけではないのですが、労働することしか知らない人は「真面目に働け」と思うのでしょう。
⑤実際にいるクズのイメージ
不労所得で生きているクズみたいな人の悪いイメージが先行していることもあるでしょう。
成金の道楽息子、昼間にずっと家にいる地主、偉そうな金持ち、外車がたくさんある家。
人の生き方やお金の使い方に、他人がどうこう思う必要もないのですが、やはり生き方に貴賤を感じることは人間ですからあります。
他人でも「浪費」にお金をかける様はあまり気持ちが良くないのも事実です。
不労所得を浪費に費やす生き方を見ると、「クズ」「ずるい」と思ってしまうのは無理もありませんね。
不労所得はクズでもズルくもない
不労所得に対して「クズ」「ずるい」と嫌悪感を示してしまう理由はあるかもしれません。
しかし、実際のところ不労所得はクズでもズルいこともでありません。
不労所得に対する事実について解説します。
老後にお金が減る生活はきつい
不労所得はむしろ作っていくべきです。
日本人は絶望的にマネーリテラシーが低いといわれていますが、ほとんどの日本人は給料に収入を依存しています。
働くことができなくなったら、年金や生活保護などで生きていくしかないんです。
貯蓄を切り崩さないといけない生活となるとどうでしょう?
不労所得がないと老後お金が減ってしまうので、人と会うことやお金を使うことを避けた生活をすることになるはずです。
不労所得のない老後が苦しいことはみんながい理解しておいた方がよい事実です。
資産作りをしている頭の良い人
働かなくてもお金が増えるものを不労所得といいますが、不労所得こそ「資産」であるといえます。
お金が増えていく資産を作っていくことが大事であると気づいている人がはどれだけいるでしょう?
「金持ち父さん貧乏父さん」を読んだ人は、不労所得となる資産作りをすることが大事だと理解しているはずです。
そして、実際に行動するまでに至っている頭の良い人であるといっても過言ではありません。
不労所得を得ている人は頭の良い人であり、行動力のある人といってもよいでしょう。
過去がんばった証明
不労所得は簡単に得られるわけではありません。
地主の子どもとなるとその人自身が頑張ったといえるわけではありませんが、過去の誰かががんばって築いた資産ではあります。
ブログにしても同様です。
不労所得といえるまでに稼げるようになったということは、過去にがんばってきた証明であるということです。
不動産投資で成功するにも勉強しなければ成し遂げられません。
ブログを過去頑張った自分に感謝!
過去の努力が現在の不労所得を生んでいると考えると、不労所得に対するイメージが変わってくるのではないでしょうか。
おすすめの不労所得の作り方
一口に不労所得といっても、いろいろな方法があります。
そのどれもが簡単ではありませんが、再現性の高いおすすめの不労所得の作り方について解説します。
投資信託の複利
つみたてNISAやiDeCoなどの非課税制度を利用して、投資信託などを買い続けることで得られる複利は不労所得のひとつです。
まさかつみたてNISAで資産運用している人を「不労所得を得るクズ・ずるい人」とはいいませんよね。
賢くお金が増える商品を買っているだけです。
銀行にお金を預けても金利が低く増えていきません。(円の価値が下がればむしろマイナス)
サラリーマンや主婦などでも勉強しやすく、低額から始められますのでまずはつみたてNISAやiDeCoについて学習しましょう。
つみたてNISAとiDeCoは両方やってます。
ブログ
ブログはストック型の副業として人気です。
過去に書いた記事が収益を生み続けてくれるので、不労所得や資産としてブログコンテンツが残るのがいいですよね。
不労所得を得るためには少なからず資本の投下が必要です。
投資した資本が減ってしまうことがあるわけです。
しかし、ブログは無料でも始めることができますし、ワードプレスで本気に行うにしてもサーバー代・ドメイン代の月1,000円程度~始められます。
収益化できるまでに8割の人がやめていくといわれていますが、本気でやれる人にはおすすめです。
株の配当・優待
株の配当や優待も不労所得です。
ただ持っているだけで配当や優待がもらえる株があるんですね。
高配当株投資といわれる投資法で、インデックス投資などと並び人気のある投資法です。
ただし、資本が必要であり株価が下落するリスクもあります。
銀行に預けても減ると考えると、配当株を買っていくのも健全な考えです。
3%の配当株を1億円持って年間300万円となりますが、少しずつ買い増ししていくにしても資本が必要となります。
不動産投資
不労所得の代表格といえば不動産投資ですね。
アパートやマンションを自身で保有して、家賃収入を得続けることができれば安定収入を得られます。
地主などは最初から「土地」という大きな資本を持っているので、不動産投資をすることで不労所得を得やすいんですね。
土地を新たに購入することは難しく、大きな資本が必要になるからです。
サラリーマンが不動産投資を始めるハードルは非常に高いですが、最も魅力的な不労所得であるといえます。
不動産投資を一番やりたい!
不労所得を得ている人が「クズ」「ずるい」といわれる理由5選!
不労所得を得ている人に対し「クズ」「ずるい」と悪いイメージを持っている人がいます。
それは下記のような理由があげられます。
しかし、不労所得はクズでもずるいことでもありません。
不労所得は今後日本において作っていくべき資産です。
妬みや偏見を持たずに、正しい知識を持って不労所得と向き合ってみてはいかがでしょうか。
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