大家さんは銀行との付き合いが大切です。
融資を受けなければ、物件を買ったり建て替えをしたりするのは難しいからです。
銀行の営業マンはさすが教育体制がしっかりしています。
素晴らしい方が多いのですが、「この銀行営業マンには頼みたくないな」と感じる方も実際にいます。
数名の銀行営業マンと打合せしてきて、頼みたくないと感じた銀行営業マンの特徴を紹介します。
大家が嫌う銀行営業マンの特徴7選！
銀行営業マンで大家が頼みたくないと思う特徴は共通しています。
大家が嫌う銀行営業マンの特徴を確認してみましょう。
①大事な書類をすぐ返さない
融資の相談の際には、建築計画の書類や源泉徴収票など大事な書類を貸し出すことがあります。
大事な書類ですから、長い間貸しておくのはあまり気持ちのよいものではありません。
優秀な銀行マンは即日にコピーを取って返却しますが、ダメな銀行マンは催促があるまで返却しません。
顧客に催促される時点で銀行営業マンとしては失格ですね。
待つのも催促するのも嫌な気持ち！
②回答が遅い・フットワークが悪い
営業マンに大事なのはフットワークの軽さです。
質問や調べごとの回答はスピーディーに行うほど顧客との信頼関係は増します。
逆にいえば、回答が遅い・フットワークが悪い銀行マンとは信頼関係を築けません。
顧客は自分を大事にしてくれている銀行マンに情が移っていきます。
フットワークが悪い時点で自分の優先度が低いと感じてしまうこともあるでしょう。
③よい融資条件を持ってこない
よい融資条件を持ってこれない銀行マンは、社内での力があまりないケースも多いですね。
大家にとって不動産は大きな大きな買い物ですから、少しでも良い融資条件を提示してくれる銀行と付き合います。
ただ、ある程度頼みたいと思っている銀行には指値を提示して、条件にのってほしいと思うものです。
そこまでしても銀行マンに社内稟議を通す力がなければ、よい融資条件は提示してもらえません。
銀行本部の決裁力もありますが、銀行営業マンの力の差もあるのが現実です。
④専門知識がない
銀行の営業マンには金融知識はしっかりと持っておいてもらいたいですね。
金利計算や税制など大家さんがなかなか理解の難しいポイントを、スマートに解説してくれると信頼感が増します。
わからないことはあるでしょうが、次の打合せまでに勉強して教えてくれるような営業マンに情が移るものです。
逆に専門知識がない銀行マンには不安になります。
大家さんに不安を与えるような営業マンとは、いくら金利が安くても取引しようとは思いません。
⑤要らない商品を営業してくる
銀行営業マンは顧客のニーズを読んで提案する力が求められます。
不動産融資の相談をしているのに、関係ない保険や投資商品の提案をされても契約しようとは思いません。
顧客のニーズをくみ取れないと感じると大家はその銀行マンから離れていきます。
一歩引いて顧客のニーズを見極められない銀行とは取引したくないですね。
⑥礼儀がなっていない・清潔感がない
多くの銀行営業マンは礼儀正しく、清潔感があります。
営業マンである以上、礼儀や清潔感は当たり前に備えておきたいところです。
礼儀正しい銀行マンが多い分、礼儀がなっていなかったり、清潔感がなかったりする営業マンの印象は悪くなります。
身だしなみや挨拶がちゃんとしていることが最低ラインです。
靴をそろえているか、シャツがしわくちゃではないかなど、意外と大家さんは細かいところを見ていますよ。
礼儀や見た目で問題あるのは論外！
⑦大家の立場に立って考えていない
融資を獲得したいからといって、大家さんの立場に立って考えていない銀行マンには頼もうと思いません。
他行の条件がよいときはよいと言ってくれるくらいの方が信頼度は高まるものです。
大家さんに寄り添って、最適な提案をし続けてくれる銀行マンにお願いしたくなるのです。
他行を悪くいったり、デメリットを隠したりするような銀行マンとは付き合いたくありませんね。
大家が嫌う銀行営業マンの特徴7選！まとめ
改めて頼みたくなるなる銀行営業マンの特徴を整理してみましょう。
これらの特徴に当てはまる銀行営業マンは、そのまま打合せしていてもイライラすることも増えてきます。
よい銀行にはよい銀行営業マンがいます。
親身に相談できるような銀行営業マンのいる銀行と長く付き合っていきたいものです。
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